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執筆者の写真9syoku045

〝学校調理〟こそ!楽しい署名活動を交流しました!

いよいよ署名の期日まで1か月!最新の市会の状況や署名の取り組みを交流し、ラストスパートをかけようと、9月23日に集会を開催しました。


市会「こども青少年・教育委員会」所属の白井正子議員(日本共産党、港北区)をお呼びし、中学校給食をめぐる現在の状況について報告していただきました。 市会各会派の議員の方々もそれぞれの立場から中学校給食について議論されているとのことで、「できたて」を含む全員喫食の中学校給食を求める署名をたくさん集めること、②10/14までの「素案」に対するパブリックコメント(意見公募)をたくさん寄せること、の2つがとても大事になってきたとのお話でした。

ご参加いただいた方々から8人が発言されました。

  • 居住地にある保育園にお願いをして100筆ほど寄せていただいた

  • 知り合いに署名を郵送し、200筆以上の返事をいただいた

  • 町内会で回覧してもらえた

  • 職場の先輩や友人などにお願いして多数の署名を返事いただいている

多様な経験が語られましたが、「集める人を増やすことを意識して取り組んでいる」ことが特徴的であり、教訓的でした。


さらには、大変貴重な指摘もたくさんありました。

  • 横浜では昔、小学校給食をセンター方式(給食工場で調理。学校に食缶を配送し、学校で配膳を行う)を実施していたが、方針が見直され、現在の自校調理(喫食する学校で調理する)になった。市教委の反省点としては、交通事情や施設設備の問題で温かい給食の提供ができないこと、自校調理と比較して経費の面でセンターが有利とはいえないこと、建物・設備ともに更新するには多額の経費がかかること、などであり、児童や父母に喜ばれるには、センターを廃止することが良い、との結論だった。この経験を繰り返さないでほしい

  • 子どもたちの未来がかかっているのに、経費が一番かからないとの理由でデリバリー方式(配達型の業者弁当)にするというのなら絶対におかしい

  • 小学校の調理施設を詳しくみると、現在「子校」とされている中学校の食数分を超える「調理余力」がある学校がある。大阪では「1小学校-1中学校」を原則にせず、複数小学校で1つの中学校の給食を調理・配送している事例がある。現在の調理余力から、必要とされている8万3000食分の給食調理は可能であり、「学校調理方式」として検討を進めるべき

現在、市立小学校で調理員をしている、よくする会のメンバーからは、学校で調理する給食の良さが報告されました。

小学校では朝8時から調理をはじめ、昼12時前には温かい給食をつくり終え、提供しています。今、アレルギーのある子どもたちが増えてきています。小学校では4種類のアレルギーに対応しており、別の鍋で調理する、生徒の名前を記して先生に口頭でも伝えながら手渡すなどきめ細やかな対応をしています。
私たちはすべての児童の顔がわかる関係を築いています。小学校では日本食もたくさん出していますが、入学したてのときはひじきやお豆を食べられなかったりする子もいますが、小学校で6年間を過ごすうちに食べられるようになります。子どもたちは私たちに手を振り、「食べたよ」と声をかけてくれます。嫌いなものを食べられるようになった、そのことでほめてほしい。ほめてもらえると、また克服する励みになる。小学校ではそういうふれあいができているのです。
現在の横浜市の中学校給食の残食率は15%と聞きました。これは、とても多い数字です。やはり、配達弁当だとおかずが冷たい、冷めたおかずはおいしくないということなんだと思います。温かくてできたて、調理員の顔が見えてきめ細やかなアレルギー対応ができる、小学校ではこんな給食ができているのです。それを中学校でさらに3年間できるとしたらどんなにいいことか。中学校でも小学校と同じような給食を、子どもたちに提供したいです。

集会後にはご参加のみなさんと一緒に桜木町駅前で宣伝しました。

30分で182筆をいただきました。本当にありがとうございます!

署名の期間は残りわずかですが、「みんなで食べられるできたて」の中学校給食に向けて、最後まで頑張りたいと思います。

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